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トレーニングクラスの考え方について

更新日:2020年2月12日

連日、沢山のお問い合わせを頂き誠にありがとうございます。

GM/Chief Coachの竹田と申します。


沢山のお問い合わせを頂く中で、トレーニングクラス(練習内容)の違い、特にユニオール(小学生)とスコンフィッタ(個人技特化)の内容について。及び所属コースの違いのご質問が多くなって参りましたので改めて補足とご案内を申し上げます。


【ユニオール/インファンティル】(イタリア語で「ジュニア」「少年」「幼児」)

こちらが当クラブの基本的な練習会になります。

クラブ紹介ページ https://www.catempesta.com/club にも記載させて頂いた通り、様々なトレーニングを実施します。

身体の使い方・ボールタッチはもちろんですが、こちらでは2:2や3:3などのゲーム形式でグループ戦術を用いてセッションを進めていきます。

もちろんそこには選手たちに獲得してもらいたい要素のヒントを散りばめつつ謎解きする様に様々ルール付けや制限を加えていきます。

語弊を恐れず、ざっくばらんに書き記すなら『サッカーの話し』をし『サッカーの練習』を多く行います。その中で内的/外的要因を変えつつ脳や神経、関節稼動、条件反射付け等を行い気が付けば巧くなってるような仕組み作りを行います。


【スコンフィッタ】(イタリア語で「突破」)

一方こちらは「個人技術」や「個人戦術」を「よりアスリートとして高める」トレーニングを実施します。

俗に言う「ドリブルスクール」を想像して頂くとわかり易いかも知れません。

ただ、私たちが提唱する「ドリブル」とはただ「ドリブルに非ず」個人技術を「テクニック」と訳しません。

どちらかというと神経反射・関節稼動・インテリジェンス(サッカー脳)の最大容量を引き上げる為の手段としてボールテクニック(ボールを扱う技術)を利用していると書いた方が正しいと思います。こればかりは特殊すぎて、実際練習に参加して頂くしか説明しきれないと考えています。

こちらも上記同様ざっくばらんに申し上げますと…「脳と身体の使い方の話し」を「ボールと身体を自由に操る練習」に特化して行います。その分、より『個』にこだわり、よりフォーカスしています。


ここまではトレーニングクラスの内容に補足でした。

続けてコースのお話しをさせてください。


【平日週2と週3の違い】

私たちが提唱する練習サイクルとして

「平日練習2日」+「週末2日 練習or試合」を推奨します。


なので活動日として水・木・金の3日を設定しそのうち2日を選択して頂きたいと考えました。

勿論、それだけではなくもっとやりたい。もっと仲間とボールを触って巧くなりたい選手は気兼ねせず全ての活動日をフリーパスで参加して頂きたいとも考えております。その為の「平日週3コース」です。

今後、沢山の対外試合にも参加していくことになりますが…そこで選手の扱いについて差が出ることはありませんのでご安心ください。

但し、「その1試合において」の意義・狙い・獲得したいスキルへの意図によっては選抜をしたり様々な条件を課したりするかも知れません。そこはご理解頂ければ幸いです。

その意図においては明確に自信を持ってお答え致しますのでご質問や疑問があればお気軽にお問い合わせください。


【育成(選手)コースとは】

私たちも他クラブ様同様、日本サッカー協会や地域連盟(東京ではブロックや委員会と呼んだりします)に加盟登録致します。

初年度となる2020年からの加盟を目指し、各団体と協議しておりましたが諸般の事情により初年度での加盟を断念し2021年加盟に向け日々を邁進して参ります。

そこで「育成コース」の出番となります。


「平日週2or週3コース」は「専属の競技コース」とも読み替えることが出来ます。

将来、「当クラブ登録選手」として日本サッカー協会や地域連盟が主催する大会(俗に言う公式戦)に出場し活躍して頂けるコースとなります。勿論、その他招待大会や練習試合にも参加可能です。


一方「育成コース」は当クラブの登録選手として扱わず「他クラブ様に所属したまま」当クラブの活動に参加して頂くコースです。

日本サッカー協会や地域連盟が定めるルール上、公式戦には出場出来ませんがそれ以外の大会や練習試合は参加可能ですし、是非参加して頂きたいです。


どちらも私たちが愛すべき選手であり応援すべきご家庭であることは変わりません。

分け隔てなく、その個に鑑みたトレーニングを実施します。


ご希望であれば移籍についても随時ご相談にのります。

その選手にとっての最適解を一緒に考えさせて頂ければとの思いです。


最期に…

私たちの指導法はあまり日本式ではないかもしれません。

もしかしたら多くの日本人に受け入れていただけないかもしれません。

端的に拘りの一つを書き出すなら、

その日その日の練習を“全員”が全てその日に“上手にこなす”必要はないと考えています。

なので、少し意地悪ですが相手を凌駕するインテリジェンスやインスピレーションを獲得するため、極上のAHA体験獲得のため、だいたいの場合その日に答えは教えません。笑顔で見守ります。私たちは選手の失敗さえ認め、褒めて「一つの結果を出した勇敢さ」を分かち合います。それに違和感を覚えられたとしても全ては「ひとりひとりの“サッカーは面白い”」の為に全力を尽くします。


少し長くなってしまいましたので、またの機会に書き綴りたいと思います。

まだまだ本格始動まで日もあり、まさに産まれくる私たちみんなのクラブを少しでも多くの方に末永く愛して頂けるよう精進して参ります。


各種お問い合わせもお気軽にどうぞよろしくお願い致します。


竹田


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