CAT式トレーニング概論_03 実践的オーガナイズの徹底

最終更新: 10月14日

当クラブ独自のトレーニング方法について第三弾は、実際のトレーニングについての考え方と捉え方についてです。


前提としてサッカーのトレーニング方法についておおまかに以下の2元方法論を採用される事が近年多くなっています。


◆“クローズド”スキルトレーニング

◆“オープン”スキルトレーニング


まず前提を知って頂きたいので、このそれぞれのスキルについてご説明します。


◇「クローズドスキル」とは…

外的要因に左右されることなく自分のペースで実行することができる技術/技能(スキル)


サッカーに於けるスキルトレーニングで捉えるとコーンドリブルや、プレイスキック、トラップコントロールなど相手(敵)が存在せず比較的安定した環境で状況判断や戦況判断を含まない(または必要としない)トレーニングを指します。


その事から競技スポーツ全体で捉えるなら「ダーツ」「ゴルフ」「ビリヤード」「ボウリング」をはじめとする個人球技、「体操」「水泳」「陸上競技」などの演目競技や記録競技があたります。


◇「オープンスキル」とは…

絶えず環境が変化し、不安定で予測が困難な外的要因に左右されるなか実行しなければならない技術/技能(スキル)を指します。


こちらもサッカーのトレーニングで捉えると「1:1」「2:2」などの対人プレイの多くがこちらにあたります。


ここまでを前提としてご承知置きください。



では本題です。

多くのサッカークラブ/スクールでは、クローズドスキル→オープンスキルの順にトレーニングが進んでいく事が多いです。

このセッション順序自体は当クラブにもあてはまりますが、内容的にはそうとも言い切れません。

つまり当クラブのトレーニングは多くの時間をオープンスキルトレーニングに費やされ、クローズドスキルトレーニングも目まぐるしく内容が変化していきます。


毎日毎回の練習が「実践的なトレーニング」で徹底している訳です。


以前にも書きおこした通り、私たちのトレーニングは大きく分けると2種類です。


◆大脳生理からみた身体操作の為のトレーニング

◆サッカーというスポーツの試合の為のトレーニング


この2種類を体系的に両立させ共存させることで、私たちにしかできないトレーニングを積み上げていきます。


いえ、むしろ…私たちだからこそできるトレーニングです。


例えば私たちのこだわりとして…

俗に言う「コーンドリブル」や「ボールタッチ」は多くのクラブでは“クローズドスキル”、すなわち反復的なドリルトレーニングとして非現実的な速度での《練習》となりがちですが、私たちはそうではありません。

コーンドリブルやボールタッチを『ボールを使ったエクササイズ』として捉えています。

あくまでサッカーのボールテクニックを身体操作そのものの習得として、サッカーの試合で起こりうる事象に対しオートメーションに身体が動くことを目標とし、もっと自由自在に動く身体作りを目的とします。


少し専門的な書き方をすると、私たちが行うコーンドリブルは脳トレに近く大脳新皮質側頭葉での運動反射を脊髄反射へ落とし込むことを目的とします。

その為、都度失敗をしてでも試合中に起こり得る速度でトレーニングを行います。


さらに書き方を変えます。

上手にこなす=失敗しないことを目的としない為、指定した速度に近づけるよう声掛けを行います。その中で、選手が実行したいことを下支えする指導を徹底しています。



これらの集合知・連動知としてそれぞれの《個》が臨むサッカーのトレーニングに組み込まれていきます。


これも以前に書きましたが、私たちのトレーニング時間は「2:2」「3:3」を中心としたグループトレーニングにその多くを割いています。


勿論グループトレーニングにも私たちのこだわりが詰め込まれています。

本記事の本題がこちらになります。


私たちCAテンペスタが行う(提供する)トレーニングの真髄こそグループトレーニングにあり、標題にもある「実践的トレーニングの徹底」です。


グループトレーニングに於ける実践的トレーニングとは全て「試合の1シーン」から切り出されたオープンスキルの連続で構成することであり、そのスキルは試合で起こりうるシーンを細分化されたオーガナイズ(設定)でトレーニングは進んでいきます。


こちらもたとえばですが…

「2:2」のトレーニングを行うとしたとき、それは守備のトレーニングなのか、それとも攻撃のトレーニングなのか、その両方を共有するのか。(ここまではどこのクラブ様でもやってると思います)さらに発展させ「それ」はフィールドのどこで多発しうるものなのか、もしくは多発していたのか、または多発させたいのか。そのプランをAとしたときオプションとしてのプランB/Cの共有化などなど、緻密に細分化されたトレーニングが私たちの特徴であり唯一無二の存在であると自負しています。



実践的という言葉にも様々な意味が込められています。

それは「サッカーの試合で活きる技術」は然ることながら「生活の中で活きる力」であったり、「生きる力そのもの」であったりという意味を込めています。



まとめ

・私たちCAテンペスタのトレーニングはその全てでオープンスキルを養います。

・私たちのトレーニングはいつも明確に細分化された要素を構成しています。


・私たちは「サッカーというスポーツそのもの」をツールに人生を愉しむ力を養います。






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